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泉南市ほほえみ歯科りんくう院のブログ

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ワイヤー矯正

こんにちは! 泉南市ほほえみ歯科りんくう院です!!

1. ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正は、歯列矯正の中でも歴史が古く、広く普及している矯正治療方法です。金属製のブラケットとワイヤーを用いて歯に力を加え、時間をかけて理想的な歯並びや噛み合わせに導く治療法です。歯列の改善や噛み合わせの調整だけでなく、顔のバランスの改善や発音のしやすさ向上といった効果も期待できます。

ワイヤー矯正は、一般的に”マルチブラケット法”と呼ばれ、1本1本の歯にブラケットを装着し、そのブラケットにワイヤーを通すことで歯を少しずつ移動させます。ワイヤーの種類やブラケットの材質にはさまざまな選択肢があり、患者の希望やライフスタイル、治療期間に合わせた矯正プランが提供されます。

2. ワイヤー矯正の仕組みと治療の流れ

① 初診とカウンセリング

ワイヤー矯正を始める前に、歯科医師としっかりとしたカウンセリングを行います。歯並びの状態や噛み合わせの問題点を確認し、必要に応じてレントゲン撮影や口腔内スキャンを実施します。

② 矯正治療計画の立案

検査結果に基づいて、どのような矯正器具を使うか、どのくらいの期間で治療が完了するかの計画を立てます。患者ごとに治療のゴールが異なるため、個別のプランが重要です。

③ ブラケットとワイヤーの装着

矯正治療が決定したら、歯の表面にブラケットを装着し、そのブラケットにワイヤーを通します。初めは違和感や痛みを感じることもありますが、時間が経つにつれて慣れていきます。

④ 定期的な調整

ワイヤー矯正では、月に1回程度の通院が必要です。歯科医師がワイヤーの締め具合や方向を調整し、歯を少しずつ移動させます。この段階で痛みや違和感が出ることもありますが、矯正が進んでいる証拠でもあります。

⑤ 矯正完了と保定

歯が理想の位置に移動したら矯正器具を取り外します。しかし、ここで治療が終わるわけではありません。矯正後の歯は元の位置に戻ろうとする力が働くため、保定装置(リテーナー)を装着し、歯の位置を安定させます。保定期間は個人差がありますが、数年に及ぶこともあります。

3. ワイヤー矯正の種類

ワイヤー矯正にはいくつかの種類があり、治療目的や審美性の希望によって選ぶことができます。

① メタルブラケット矯正

金属製のブラケットとワイヤーを使用する、最も一般的な矯正方法です。耐久性が高く、費用が比較的安価であることが特徴ですが、目立ちやすい点がデメリットです。

② セラミックブラケット矯正

ブラケットがセラミックで作られているため、歯の色に近く目立ちにくいのが特徴です。審美性を重視する患者に人気ですが、金属製ブラケットに比べて費用が高くなることが多いです。

③ 裏側矯正(リンガル矯正)

歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着するため、表からは矯正器具が見えません。目立たないことが最大のメリットですが、技術的に難しく治療期間が長くなる傾向があります。また、費用も高額です。

④ ハイブリッド矯正

表側矯正と裏側矯正を組み合わせた方法です。目立ちやすい前歯は裏側矯正にし、奥歯は表側矯正にすることで、コストを抑えつつ審美性も確保できます。

4. ワイヤー矯正のメリットとデメリット

メリット

  • 適応症例が広い:さまざまな歯並びや噛み合わせに対応できる。
  • 確実な矯正効果:ブラケットとワイヤーを使用するため、強い力をかけることができ、効率的に歯を移動できる。
  • 費用の選択肢が広い:金属ブラケットを選べば比較的安価で治療できる。

デメリット

  • 目立ちやすい:特にメタルブラケットの場合、装着時の見た目が気になることがある。
  • 痛みや違和感:ワイヤーを調整した後、数日間は痛みや締め付け感を伴うことが多い。
  • 食事や歯磨きが大変:ブラケットに食べ物が挟まりやすく、歯磨きがしづらい。

5. ワイヤー矯正中の注意点

1. 口腔ケアの徹底

ワイヤー矯正中は虫歯や歯周病になりやすいため、丁寧な歯磨きが欠かせません。歯間ブラシやデンタルフロスを活用し、ブラケット周辺や歯間の汚れをしっかりと取り除きましょう。

2. 食事の注意

硬いものや粘着性の高い食べ物はブラケットやワイヤーを破損する原因になるため、避ける必要があります。また、着色しやすい飲食物も控えた方が良いです。

3. 通院を欠かさない

定期的な通院は矯正治療の成功に欠かせません。ワイヤーの調整が遅れると治療期間が延びてしまうため、通院を怠らないようにしましょう。

6. ワイヤー矯正の費用と期間

費用

ワイヤー矯正の費用は、使用するブラケットの種類や治療内容によって異なりますが、一般的には60万円から100万円程度です。裏側矯正の場合はさらに高額になり、150万円以上かかることもあります。

治療期間

ワイヤー矯正の治療期間は、症例によって異なりますが、平均して2年から3年程度です。保定期間を含めると、さらに数年が必要になることもあります。

7. まとめ

ワイヤー矯正は、確実な矯正効果が期待できる治療法であり、さまざまな症例に対応できることが大きなメリットです。一方で、見た目や痛み、口腔ケアの手間といったデメリットも存在します。しかし、歯並びが整うことで得られる健康面や審美面のメリットは大きく、矯正治療を受けた多くの人が満足しています。

ワイヤー矯正を検討している方は、信頼できる矯正歯科医としっかり相談し、自分に合った治療計画を立てることが重要です。理想の歯並びを手に入れ、より健康的で自信に満ちた生活を送りましょう。

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是非、ご来院ください。